001 菅野邦彦 Sugano Kunihiko PIANIST
投稿日: 2012.07.31 カテゴリー: music コメントする2012.9.17 @ spicedog そこにいあわせた方は、たぐいまれなる幸運の持ち主です。私はこのような素晴らしい夜が来るようにと、17年間、微力ながら様々な努力を続けてきたつもりです。ついに、満足のいく音楽性と、長年にわたる皆様のあたたかいおもいやりの心が、この夜シンクロしたと思います。携帯電話の録音しかありませんので、ラジオ的パロディ仕立てにしました。音質は良くありませんが、そんなことは問題にならないくらいのすごい演奏です。この夜一緒にいた皆様全てに心から感謝します。しゃべりがうまいと言われているらしい私も、ありがとうございます、以外に言いたい言葉はありません。クリックしてくださいね。↓
9/17菅野邦彦@スパイスドッグのお知らせ
菅野邦彦さんのライブをやることになりました。下田に越されてもう17年。とてもお元気で、この夏もきっと、夕暮れの大浜かいわい散歩なさっていることでしょう。
ご自分の健康は下田に越してきたおかげだ、とよくおっしゃいます。そんな感謝の気持ちをこめて、地元の皆様に喜んでいただけるライブをやろうということになりました。
場所は下田市吉佐美のスパイスドッグ
アコースティック・アップライト・ピアノを演奏します。
9/17(月) 7:00会場 7:30開演
2ステージの予定で、ファーストステージは菅野さんのソロ・ピアノ演奏。
セカンドステージは私、sanoken8(guitar+vocal)とキューバ人パーカッショニスト、ファン・カルロス・ロペスが何曲かご一緒させていただきます。
ご本人の希望で、地元の皆様に来てもらいやすい値段にしました。
前売り券は2000円、当日券は2500円。スパイスドッグに電話して前売り予約もできます。
私も菅野さんと知り合って17年、やはり日本が世界に誇れるピアニストの一人だと、今も確信しています。ライブにかけるその情熱、演奏家としての姿勢、もしかすると最後のサムライ・ジャズ・ピアニストとでも呼びたくなるような方です。
特に、若くして音楽を志す、ミュージシャンやDJの方々が、菅野さんの演奏にふれて、考え方が変わり、ますます良くなっていく、そのようなことを私は何度も見て知っております。
かつて、17年前に菅野さんのピアノ・ソロを聞いたとき、照れくさい言葉ではありますが、『真の音楽』を感じました。皆様とシェアできれば幸いです。
.
.
001 菅野邦彦 Sugano Kunihiko
下田には世界的なジャズピアニスト、菅野邦彦氏が住んでおられます。
1995年に矢野豊比古氏に紹介していただきました。
私はジャズをあまり聞いていなかったし、菅野氏のことも知りませんでした。しかし、その演奏のとお人柄の素晴らしさにすかっり魅了され、たちまちファンになりました。下田に越して来られて、ますます仲良くなり、しょっちゅうそばにいさせていただきました。数年たって気がつけば自分もかけだしミュージシャン。ついに菅野コンボでご一緒に演奏ということにもなってしまい、数々の醜態失態でお客様を笑わせたものです。
今でも自分はほとんどかけだしですが、菅野氏のおかげで、人と音楽の関わりや演奏者としての心構えなど、おそらく一番肝心なことを学ばせていただきました。
.
みんなの好きな名曲を、普通に演ればいいんだよ
それだけですてきな音楽になっちゃうから名曲っていうんだし
だから何十年も愛されているんだよ
大好きな友だちと演るんだよ
仲良しだったら間違えても腹立たないしね
.
数々の名言は、音楽を志す者にとって、本当にわかりやすく、ありがたい教えです。15年以上前の、この頃の自分の感じ方が、演奏する私の「初心」となりました。
さて、トップの写真は何度もご一緒させていただいた、懐かしき、ありがたきイベント「LIFE BAR」のポストカードです。これが最近のお姿といえるでしょう。
昔はというと、下の写真、名盤「慕情」のジャケットです。ご本人曰く、
もう、この頃はね、完全に僕にロイクがのりうつってんのよ
ロイクとはアフリカ系という意味です。
.
昔のアルバム「ポートレイト」のジャケット。
.
最後に、私を菅野氏にひきあわせてくださった、矢野豊比古氏のクレヨン画。
この絵をみせていただいた時、私は初めて感じました。
静寂の中でも、音がきこえてくる絵がある
心の中で美しいバラードが響いている
矢野さん菅野さんありがとうございます
.
下田 アーネストハウスでの貴重なライブ映像をご覧ください。
.
Sugano Kunihiko – LIVE in Shimoda 1995
.
このビデオを撮影してくださった方を探しています。一言お礼をいいたいと思うので。
.
菅野邦彦プロフィール
1962年から、松本英彦カルテット、ジョージ川口ビッグフォー、トニー・スコットカルテットなどに参加。
ジャズ・クラブの老舗『ミスティ』では、日本公演中のビル・エバンスが、菅野の演奏をききに何度も来ていた。テレビ (NHK 夢であいましょう) やレコード業界から注目される全盛期に背をむけて、1972年ブラジルへと旅立つ。それから8年の放浪の音楽生活をおくる。
今まで録音されたアルバムは60枚をこえる。しかし自作の曲は少ない。誰もが知っている曲で最高の演奏をすることを信条とする、昔気質のミュージシャン(演奏家)なのだ。
.
江戸っ子感じさせる粋ななリズム
大きな間のとりかた
どこまでもロマンティックなメロディ
唯一無二の演奏
日本の生んだ世界の音楽家
現在76歳、バリバリの現役である
.
sanoken8youtube . . . ▶ Kunihiko Sugano VIDEO
次のライブは . . . ▶ Kunihiko Sugano Live Schedule
ホームページ . . . ▶ 菅野邦彦ホームページ
.